7日目 12/9

今日は朝から怯えている。何故か。胃がん手術7日目の行事は全国間違いなく(?)「抜糸」があるからだ。ちなみに約15cmの傷跡には30弱のホッチキスと数箇所の糸がある。
以前WEBでみた先輩諸氏の手記によると
「いたがゆい」「ちくっとした」
とだけかいてあったが、本能的になにか痛そうな気がする。色々想像していると、先生が来た。
「抜糸しましょうか」
医「今日はとりあえずホッチキスだけにして糸は後日にしようか」
はああ・・一思いに一気に終えたかったが内心ほっとしている。なぜなら糸の方はホチキスの数倍痛いらしいからだ。 
医「さ、よこになって」 
私「はい・・・」
腹のフィルムがはがされる。傷にアルコールがぬられる。痛ううううううう。やばい。やっぱいやなよかんがする。ホチキスを抜く器具は普通のホチキスを抜くアレそのものでしたw
ぴチン・・!カラーん。プチン!カラーん。
つまんでは何かの容器に捨てられる金属音。そのたびに
「ほ!ほあぁああ!はあっ!ひぃっ!!」
と悶える私。正直想像以上。コレは腹に何回も針を刺してそのままグリグリやっているような感じです。ちょっと暴れる私。
「Sさん、あと3こだから」
おいおい、そういうのはラストだけ言ってwそのラス3個がこれまた痛みの親分という感じで、針<カッター<はさみ といった感じでダイレクトに痛みLVLがあがっていく・・・(´;ω;`) 
医者「さーさー、さいごのいっこだ。これは痛いよぉ?」
ラストにきて痛いよ宣告です。
・・・ガッ!グイグィ・・!(ぎゃああああああ!はあ)
医「んー・・・ん〜」(ハヤクシテクダサイ)
はあああああああああああああああ(大声)
この間約10秒だったろうか。相当痛い、はさみで切った級の痛みが最後に残って終了、フィルムを卒業してガーゼを貼られる。はああ、これよりも痛い糸抜きて一体・・・(´Д⊂