一日目〜翌朝編 12/3

いつの間にか眠っていた。痛みはもちろんあるが、ゆうべほどじゃない。まだ、鎮痛剤と麻酔がきいてくれているのかな?ドクターが見回りに来た。
「うーん、もう、鼻はずしちゃおうっか〜」
・・・え?これって2日は外れないと聞いていたのに1日目に外れるとは、、ってどうやって抜くの((((;゜Д゜)))?そうおもっていたら。

DR.「じゃーぬきますねー♪」
私「ちょ、あっイヤ-----(*゚∀゚*)-----ン!!!! 」
鼻管「じゅぼヴぉヴぉヴぉヴ」
私「gじゃ@おいrgん@あろんg@あ」

抜けていく。抜けていく。胃カメラ抜きと感覚がそっくり。
最後の先端ポイのが喉の嘔吐中枢にかかる。
私「ヴぐぼヴぇえ」
DR.「はーい♪おわりましたあ〜」
ぐっったりする私を尻目に続けるドクター。
「ガーゼもかえとこうな」
え・・・あ・・ちょ・・・まっ・・・
ガーゼ「パリパリパリパリ♪」
私「ひぎゃあああああああ」
DR「あーちょっといたかった?」
アルコールを塗るドクター。
私「ん・・ふぐ・・!」
特殊フィルムを貼られてEND。
なはずだったが地獄は続く。
「レントゲン撮ろう」
 おいおい、寝たきりの私に向かっていってるんすか?・・ってうわ・・あ・・・やめ・・て・・・。べきべきべきびきびきびき
ここで解説すると、腹を切った人は痛いから前かがみになりたいんだけど、このときエビゾリにされました・・・。背中に撮影機材を入れるのでこういう格好に。
私「grj@うあんがしぬしぬしぬやめろおおお」 
一同「だーめだよ?とらなきゃいけないでしょ〜?」 
もう抵抗する声も出なかった。痛みの果てに気を失うように眠る。

それから数時間後。看護師さんがやってきて何気にいう。
看「尿管ぬきま〜す♪」
私「え・・・あ(もうなれた)」
尿管「ズズズズズ・・・チクチクチクンッ☆」
ひびく。痛い。イタイヨ・・と歯を食いしばっていたらもう終わっていた。これもいたきもちわるかった・・。こんなんばっかりですね。
つづけざまに、
DR「よーし、歩いて病室いこっかあ」
私「わ、わかりました・・」
看護の人の介助を受けながらなんとか起き上がる。おそるおそる着地。思い切って立ち上がる。腹筋に軽く力が入ってしまった。同時に腹筋が泣く。内臓が笑う。
腹「ピクピクピクピク」
気合で部屋を目指す私。一歩一歩、すりあし、前かがみで腹をかばいながら、15mくらいを5分くらいかかって自室に到着。痛みが強烈なので必殺・座薬様をお願いする。
ちなみにある看護師さんの尻突きの掛け声はいつもこう(実話)。
看「いっくよぉ?えいっ☆(アニメ声)」
尻の穴に指をいれられてぐりぐりされる━━━━ヽ(‘ω‘ * )ノ━━━━!!!!
屈辱感と恥ずかしさではじめはいやだったが絶大なる鎮痛効果に後々お世話になりっぱなしになった。
多分胃がん術後NO1鎮痛方法は座薬様だと断言できると思う(統計:1/1人)。