手術直後の状態 12/2

最初は麻酔でハイになってるのと、痛みを感じないので余裕だった。が、それも束の間。体が目覚めていくと一気に激痛が襲いだす。
私「そは@jり「えgるあh」
声にならない。話すと腹がよじれる。
医師がチェックに来たときに、自分の腹をおそるおそるみた。例えるなら。魚の骨。これがみぞおちからへそのしたまで。想像以上に切ったみたい。我ながら非常にグロい・・・。
鼻にはチューブ。これがのどに当たってちょっと痛いし、むずむずくる。きになる。アソコには尿管。これが超痛い。じっとしてたらある程度がまんできるが空気が触れるだけでギンギンくる。
看護の人が軽く管に触れてしまっただけで、「ホオオオアアアアアアアアア!」と声を上げてしまう。そのくらい痛い。隣のベッドからは気胸か肺がんの人がいて、ひゅーひゅー、ひゅーひゅーと。
実に苦しそうな音が鳴りっぱなし。これが一晩中続き、眠れない。どのみち自分の痛みでも眠れなかったろうけど。痛みを例えると。
━ナイフで一晩中腹を掻き回している感じ━火と氷で同時に腹を拷問している感じ━針で腹中をつつきまわす感じ━内臓をニギニギされる感じ━素敵な四重奏。眠ることも許されず、これが一晩中続きます